PF(5th)

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ロック母 / 角田光代

いや、私よりも子どものほうが先かもしれない。これから産まれてくる子どももきっとウォークマンで両耳をふさぎ、凪いだ海に浮かぶ小島をねめつけながら自転車を漕ぐのだ。出ていってやる、出ていってやる、出ていってやると憎々しげにつぶやきながら。そうして私たちは親子三代でどこにもない空を思い描く、どこにもないビルとどこにもいない自分を思い描く。

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田舎育ちの自分にとって、幻想としての「都会」は現実からの逃避先でもある――
とは思うのだけれど、あの頃の自分には、「ざっくり逃げてもいいんだZE!」的なことを言ってあげたい。
そんな感傷はともかくとして、角田光代の仕事は天才的であり、
読了時の「うはー、読んだー!」感が半端ないのでした。
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