PF(5th)

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ボンクラーズ、ドントクライ / 大樹連司

 一体、どうして、こうなった? 可愛い女の子との部活? 断言するが、そんなもの、僕は一度たりとも望んだことはなかった。そうだとも。さえないだのなんだの、言いたいヤツには言わせておけ。僕は、十分、映画研究部での日々に満足していた。
 部室があって、カントクという気の合う友人がいれば、それでよかった。
 ふたりで仮面ハンドーのスーツを作って、毎月、生徒集会でみんなの前に立って。
 カントクから、「いつか撮る予定の映画」のとりとめもない構想を聞いたり、「二人で日本特撮の未来を切り開く」なんて大言壮語を叫んでみたり、部室で初代の『ゴジラ』を観ながら、芹沢博士の最期に一緒に泣いて、『ガメラ2』のプラズマ火球三連射のシーンで一緒に快哉を叫んで――それは、全然、全ッ然、悪くない日々だった。

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読了。おもしろかった! すげーおもしろかった!
高校生くらいになると、だいたい分かってくるんですよね。自分がどの程度の人間なのか、みたいな話。スポットライトを浴びるタイプの人間なのか、端役の脇役なのか。もうこれはなんでだか分かんないけどどうしようもなくて。
ホントに、とてもいい作品でありました。
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