PF(5th)

れぐ

「言っとくけど、誰にでもこんなことするんじゃないからね」
 どこか怒ったような様子で、彼女は手際よく、ブラジャーのホックを止める。シャワーを浴びたばかりの肌は桃色に染まり、濡れた髪は先程までの出来事を思わせる。
 なぜ僕が選ばれたのか――聞いたところで教えてはくれないだろう。そもそも今の僕には、何か尋ねるだけの手段は無い。できることといえば血に染まった部屋で警察を待つぐらいのものだから。
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