PF(5th)

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人智を超えた天才

 人型ロボットの完成にこぎつけたのは、博士が80歳を過ぎてからだった。悲願ではあったが遅すぎた。博士はもう学会から見捨てられ、せっかくのロボットを発表する場が無くなっていた。どこからどう見ても人間にしか見えないロボット。世紀の大発明が世に知られる前に、博士は息を引き取った。
 しかし、博士はやはり天才だった。博士が作ったロボットは80年かけて、新たな人型ロボットを開発し、その動きを止めた。
 人里離れた山奥の、おんぼろ小屋で、世紀の大発明は今も生き続けている。故障する前に新たなロボットが作られ、博士の成果は受け継がれていく。いつか人類の歴史を越えたとき、まさしく博士は人智を超えた天才と呼ばれるのだろう(ロボットに)。
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